マウスピースについてAbout the Mouthpiece

あなたにあったバックのマウスピースは、あなたのアンブシュアを向上させ、アタック・タンギング・耐久力を助ける事が出来ます。 プロフェッショナルや優れた学生は、大きな音量を無理なく生み出せる、大きいマウスピースを好む傾向にあります。大きいマウスピースによりアパチュアを大きくとれることで、クリアでピュアな音になります。カップの直径が大きいことは、唇の振動する部分を大きくすることになり、より大きな音量を生みます。 また唇周辺の筋肉を適切に発達させ、奏者の成長を促します。

もっとも、学生の方は、現状に合うミディアムなサイズを見つけるべきです。

他の人が使っているだけの理由でマウスピースを選ばないで下さい。何故なら同じ唇や歯並びは存在しないからです。ある人には完璧に合っても他の人には合わない場合があるのです。

バックは数多くのモデルを用意していますので、あらゆるプレーヤーのあらゆるアンブシュアにベストのマウスピースを見つける事が出来ます。 是非お近くの楽器店で、数々のバックマウスピースをお試し下さい。

  • マウスピースについて
  • 各モデルの特徴:トランペット/コルネット/フリューゲルホルン用
  • 各モデルの特徴:トロンボーン/ユーフォニアム用
  • 各モデルの特徴:チューバ用
  • 各モデルの特徴:フレンチホルン用
  • 各モデルの特徴:アルトホルン/メロフォン用

マウスピース各部のチェックポイント

マウスピースは、リム、カップ、スロート、バックボアから成り立っています。これらの、種々の部分を適切に結び合わせて、初めて素晴らしいマウスピースができるわけです。

カップ(内径と深さ)

大きい 音のボリューム(音量)を上げたり、コントロールしやすくなります。
小さい 疲れを和らげ、体力のなさをカバーします。
深い 特に低音域で暗い音になります。
浅い 特に高音域で音を明るくし、反応を速めます。ハイトーンを出しやすくなります。

リム

広い 耐久力を増します。
狭い 柔軟性を増し、範囲を広げます。
丸い より吹きやすくなります。
角張る 音が明るくなり、アタックが正確になります。

バックボア

マウスピースのバックボアもまた非常に重要で、リム、カップの形、スロートに関係があり、さらに、そのマウスピースが使用される楽器の口径や型にも密接な関係をもっています。バックボアが小さすぎると、高音は響きにくくなりますし、大きすぎるとマウスピースには充分な抵抗がなくなり、短時間の演奏で、唇はすぐに疲れてしまいます。

スロート

大きい 大きな音量を出せるがピアニシモは難しく、疲れやすいが、高音域がシャープになります。
小さい 高音域は出しやすいが、つまりぎみの音色になり、低音域がシャ ープになります。
直径の大きいカップ
大きいカップは大きい音を出し、音が割れる可能性を少なくします。
直径の小さいカップ
小さいカップは少しの力で済む一方、音を制約し、アンブシュアの発達を制約します。
浅いカップ
高音キーの金管楽器用に設計された、浅いカップは、高音域における演奏もたやすくします。
深いカップ
深いカップは特に低音域において音色を改善します。
広いリム
幅の広いリムは演奏者の持久力を増しますが、その融通性を制約します。
狭いリム
幅の狭いリムは広い音域を満たす必要がある演奏者に便利です。
丸みのあるリム
曲がった歯並びは、低音域のきれいな音を犠牲にしても、丸みのある外形を必要とします。
角張った縁のリム
内側の縁が角張ったリムは明るい金属的な音を出し、演奏をより確かにします。

スペシャルオーダー マウスピース

指定のマウスピースで、スロートとバックボアを変更する特別注文をすることが可能です。〈すべて受注発注・時価〉

スロート

トランペット
No.28
3.57mm
No.27
3.66mm 標準
No.26
3.73mm メガトーンの標準
No.25
3.81mm
No.24
3.86mm
No.22
3.99mm
No.21
4.04mm
No.20
4.09mm
スモールシャンクトロンボーン
標準
5.85mm
Special
5.94mm メガトーンの標準
Special
E, 6.35mm
Special
F, 6.53mm “Symphonic”(6-1/2AMの標準)
Special
G, 6.63mm ユーフォニアムにも向く(6-1/2AL・5GSの標準)
Special
6.73mm メガトーンの6-1/2AL・5GSの標準
ラージシャンクトロンボーン
Standard
7.00mm
Special
J, 7.04mm
Special
7.53mm(1-1/4GM・1-1/2GMの標準)
Special
N, 7.67mm
Special
8.10mm(1Gの標準)
Special
F, 6.53mm(6-1/2AMの標準)
Special
G, 6.63mm(6-1/2AL・5GSの標準)
Special
6.73mm(メガトーン6-1/2AL・5GSの標準)

バックボア

トランペット
No.24
“Symphonic” 暗く・大きい音(特別注文で最も人気・Aカップの標準)
No.7
“Schmitt-style” 暗い音(Bカップの標準)
No.3
暗い音(24ほど暗くない)
No.10
標準(Cカップ・アルファベットなしの標準)
No.117
明るい音色で、ピッコロトランペット、リードトランペット、高音域の演奏に適している(Eカップの標準)
No.87
大きく、自由な吹奏感、豊かな音量
No.76
明るく鋭い音色(117よりオープンでない。Dカップ・Fカップの標準)
No.41
明るい音色だが抵抗感が強い
No.57
高音域の演奏に向いている。固有の音程感
No.25
大きく、自由な吹奏感、豊かな音色(87ほどは大きくない・Vカップの標準)
スモールシャンクトロンボーン
No.413
“Symphonic”(6-1/2AMの標準)
No.420
暗く、ユーフォニアムにも向く(6-1/2AL・5Gの標準)
No.411
温かみのある音色
No.402
標準
ラージシャンクトロンボーン
No.428
少し大きめ、暗い音色
No.429
標準
No.800S
大きく、暗く、自由な吹奏感(1G・1-1/4GM・1-1/2GMの標準)
No.420
暗く、ユーフォニアムにも向く(6-1/2AL・5GSの標準)
No.413
“Symphonic”(6-1/2AMの標準)

仕様

  • ワンピース
  • スクリューリムのみ(通常の真鍮製のほか、樹脂製も選べます)
  • アンダーパーツのみ
  • スクリューリム+アンダーパーツのコンプリート

※価格は税込価格です。
※価格は変動する場合がございます。

各モデルの特徴トランペット/コルネット/フリューゲルホルン用

F
フリューゲルホルン
M
メガトーン
A
アルティザン

*:受注生産

F M A モデル カップの
深さ
直径
(mm)
リム 特徴
1 D 17.50 MT カップがたいへん大きく、丈夫な唇の人に向く。量感のある大きい音。
1X D 17.00 MW 1970年以前のNo.1と同じ形状で、現行のNo.1よりも若干カップが小さく、リム幅が広い。
1B MD 17.00 MW カップが大きく、丈夫な唇の人に向く。あたたかく、大きい音。
1C M 17.00 MW丸いリムで外側に向かって徐々に低くなる。 直径が大きく、中くらいのカップでオールラウンドに使える。
1CW M 17.00 MW 1Cのリムを広げたモデル。
1D MS 17.00 MW やや浅めのカップで、高音域に向く。輝かしい音色。
1E S 17.00 MW 高音域に向き、ソプラノやピッコロトランペットに適する。
1-1/4C M 17.00 MW カップが大きく、パワフルな奏者に向く。音にまとまりがあり、遠鳴りがする。
1-1/2B MD 17.00 MW角が立っていない。 あたたかく大きい音。丈夫な唇の人に向く。リムの口当たりがよい。
1-1/2C M 17.00 MW角が立っていない。 直径が大きく、中くらいのカップで、オールラウンドに使える。
2 D 16.50 MW外側に向かって徐々に低くなる。 大きいカップで、チュートン(ドイツ)的な力強い音。しっかりとした唇の人によい。
2C M 16.50 MW外側に向かって徐々に低くなる。 カップが大きく、パワフルで輝かしい音。しっかりとした唇の人によい。
2-1/2C M 16.40 MW外側に向かって徐々に低くなる。 カップが大きく、C管特有の輝かしく、雄大な歯切れのよい音。
2-3/4C M 16.40 MW外側に向かって徐々に低くなる。 2-1/2Cのリムより若干幅は狭い。カップが大きく、C管特有の生き生きとした明るい音。
3 D 16.30 MW 大きめのカップで、豊かな音。
3B MD 16.30 MW 大きめのカップで、あたたかく豊かな音。
3C M 16.30 MW 大きめのカップで、オールラウンドに使える。
3CW M 16.30 SW丸いリムで外側に向かって徐々に低くなる。 3Cのリムを幅の広いクッションリムにしたモデル。
3D MS 16.30 MW 大きめでやや浅いカップ。輝かしい音で、高い音域に向く。
3E S 16.30 MW 大きく浅いカップを好む人によく、高音域に向く。
3F ES 16.30 MW 3Eをさらに浅いカップにしたモデルで、高音域で一層輝かしい音。
5A VD 16.25 MWリムの内側が丸くなっている。 やや大きめのカップで、暗く柔らかい豊かな音。
5B MD 16.25 MW外側に向かって低くなり比較的角の立った輪郭。 すばらしいリムと大きめのカップを持ち、生き生きとした豊かな音。
5V VD 16.25 MW外側に向かって低くなり比較的角の立った輪郭。 Vカップで息がよく入り、柔軟性がある。スロート#20(4.09mm)でバックボア#25。
5MV MD 16.25 MW外側に向かって低くなり比較的角の立った輪郭。 中くらいの深さのカップで洗練された良い音。スロート#25(3.81mm)でバックボア#25。
5SV S 16.25 MW外側に向かって低くなり比較的角の立った輪郭。 浅いVカップでスロート#25、バックボア#25。
5C M 16.25 MWリムの内側と外側が丸いが比較的平らなリム。 唇が丈夫で、角張った輪郭を好まない人に向く。生き生きとした豊かな音。
6 D 16.20 MW角は立っていない。 豊かで透んだ音。ヴィンセント・バックが好んだリムの形。(コルネットは#24バックボア)
6B MD 16.20 MW角は立っていない。 美しく鳴り響きわたり、反応がよい。大きめのサイズで、唇が自由に動かせるゆとりがある。
6BM MD 16.20 MW角は立っていない。 6Bを#26スロート(3.73mm)、#24バックボアに大きくしたモデル。大きく、調和する音。
6C M 16.20 MW角は立っていない。比較的平ら。 C管向けのカップで、明るい音。大編成のバンドやオーケストラでもよく聴こえる。
7 D 16.20 MW外側に向かって低くなり比較的角の立った輪郭。 標準的なモデルで、全音域にわたって色彩豊かな音がする。オールラウンドに使える。
7A VD 16.20 MW外側に向かって低くなり比較的角の立った輪郭。 ソプラノ歌手のような美しく豊かな音。息がよく入る。
7B MD 16.20 MW外側に向かって低くなり比較的角の立った輪郭。 中低音域はあたたかく豊かな音で、高い音の反応もよい。オールラウンドに使える。No.7より少し明るめ。
7BW MD 16.20 SW外側に向かって低くなり比較的角の立った輪郭。 7Bと同じ特色で、リムが厚いクッションスタイル。唇の厚い人に向く。
7C M 16.20 MW外側に向かって低くなり比較的内側が立っているが、
全体的にはグリップが良い丸めのリム。
世界中で最もよく使用されているモデル。輝かしい音で、学生からプロ奏者まで支持されている。
7CW M 16.20 SW外側に向かって徐々に低くなる。 7Cをリムの厚いクッションスタイルにしたモデル。きつい曲や厚い唇の人に向く。
7D MS 16.20 MW外側に向かって低くなる7に類似する。 7Cよりも浅いカップでD管用。たいへん輝かしい音で、高音域に適している。
7DW MS 16.20 7Dよりも若干幅広。 E管用の浅いカップで、D管や高音域を吹き続ける場合に向く。クッションリムは唇を押しつけて吹く人によい。
7E S 16.20 MW7Cと類似する。 E管用の極めて浅いカップで歯切れがよく、極度の高音域で輝かしい音が得られる。ピッコロトランペットによく使用される。
7EW S 16.20 7Eより若干広い。 7Eをリムの厚いクッションスタイルにしたモデルで、高音域で唇を押しつける人に向く。
8 D 16.20 やや広めで7より若干平たいリム。
リムの内側の角が丸くなっている。
カップの形は7と同じで、リムの形が前歯の出ている人に向いている。
8B MD 16.20 やや広めで7Bより若干平たいリム。
リムの内側の角が丸くなっている。
7Bと同じカップで、リムの形が前歯の出ている人に向いている。No.8より暗い音。
8C M 16.20 やや広めで7Cより若干平たいリム。
内側の丸いリム。
7Cと同じカップで、リムの形が前歯の出ている人に向いている。
8-1/2 D 16.10 MW外側に向かって低くなる若干角のたったリム。 7より直径が小さめで、まるく豊かな音。疲れやすい唇や、きつい曲に向く。
8-1/2A VD 16.10 MW内側の丸いリム。 豊かでたいへん柔らかい音。
8-1/2B MD 16.10 MW外側に向かって低くなる若干角の立ったリム。 7Bと似ているが、カップの直径が小さく、高音域に向く。
8-1/2C M 16.10 MWかなり丸いリム。 中くらいのCカップで柔軟性があり、反応がよい。すべての音域で明るく透きとおった音。
8-3/4 D 16.10 MW角は立っていない。 大きくドイツ的な音。オーケストラやオペラに向く。
8-3/4C M 16.10 MW若干平らなリム。 7Cと似ているが、直径が少し小さい。反応がよく、持久力に欠ける人に向く。
9 D 16.05 MW外側に向かって低くなっている。 7と同じリムデザインで、カップの直径が小さい。
9A VD 16.05 MWかなり丸いリム。 甘く柔らかい音。
9B MD 16.05 MW外側に向かって低くなる。 9と似ていて、より暗い音。
9C M 16.05 MW外側に向かって低くなる。 9と似たサイズで、より明るく開放的な音。高音の反応がよく自由で、唇の薄い人、さまざまなジャンルのきつい曲に向く。
9D MS 16.05 MW外側に向かって低くなる。 9と大きさは同じで、7Dのような輝かしい音。唇が薄く疲れやすい人や、高音域に向く。
10 D 16.00 FW幅広で平たいリム。 7を少し小さめにしたモデルで、肉付きのよい柔らかい唇に向く。
10B MD 16.00 FW幅広で平たいリム。 10と似ていて、それよりあたたかい音。唇が太く厚く、疲れやすい人に向く。
10C M 16.00 FW幅広で平たいリム。 10と同じリムで、Cカップのモデル。輝かしい音で高音域に向く。
10-1/2A VD 15.90 MWかなり丸いリム。 豊かで柔らかいコルネット的な音色。イタリア・スタイルで演奏をする人向き。
10-1/2C M 15.90 MW 唇の強くない人に向き、ソロやC管によい。高音域が美しく、低音域も豊かに響き、7Cと並んで人気のマウスピース。
10-1/2CW M 15.90 EWリムの内側に向かって高くなる。 10-1/2Cと同じ大きさ、カップの形状、特色で、唇に強く押しつけて吹く人に向くクッションリム。
10-1/2D MS 15.90 MWリムの内側に向かって高くなる。 10-1/2Cと同じ大きさで、カップを浅くしたモデル。さらに輝かしく高音域を吹く人に向く。
10-1/2DW MS 15.90 EWリムの内側に向かって高くなる。 10-1/2Dのリムを幅の広いクッションスタイルにしたモデル。疲れやすい唇の人に向く。
10-1/2E S 15.90 MWリムの内側に向かって高くなる。 7Eと同様の特色で、弱い唇で高音域を吹く人に向く。
10-1/2EW S 15.90 EWリムの内側に向かって高くなる。 10-1/2Eを幅広のクッションリムにしたモデルで、柔らかく疲れやすい唇の人や、高音域を吹き続けるのによい。ピッコロトランペットに向く。
10-3/4A VD 15.75 MWかなり丸いリム。 10-1/2Aよりも若干カップの直径が小さく、柔らかく甘い音で、イタリア・スタイルで演奏する人向き。
10-3/4CW M 15.75 EW クッションスタイルのリムで、唇に押しつけて吹き、唇が厚くて、疲れやすい人に向く。量感がある輝かしい音が楽に吹ける。
10-3/4EW S 15.75 EW 10-3/4CWよりも浅く、よく通る輝いた音。極端に高い音に向く。クッションスタイルのリム。
11A VD 15.70 MWかなり丸いリム。 小さめの大きさで丸く豊かで、古典的なコルネット的音色。
11B MD 15.70 MWかなり丸いリム。 小さめの大きさで、透きとおった美しいあたたかみのある音。
11C M 15.70 MW 美しく輝かしいC管特有の音で、高音域が容易に吹け、低音域も自在。
11D MS 15.70 MWかなり丸いリム。 輝かしい音で、高音域の演奏によい。唇が丈夫でない人に向く。
11DW MS 15.70 EW クッションスタイルのリムで、筋肉が未発達で疲れやすい唇の厚い人によい。歯切れがよく、高音に向く。
11EW S 15.70 EWリムの内側に向かって高くなる。 クッションスタイルのリムの、高音域向けのたいへん浅いカップ。鋭く輝かしい音で歯切れがよい。高音域で唇に押しつけて吹く奏者に向く。
11-1/2A VD 15.65 MWかなり丸いリム。 11Aよりわずかに小さい。豊かで丸い音。
11-1/2C M 15.65 MW 明るく生き生きとした音で、全音域で反応がよい。
11-3/4C M 15.60 MWかなり丸いリム。 吹きやすく密度のある輝かしい音。薄い唇や疲れやすい唇に向く。
11-3/4CW M 15.60 FW全体的に平らで角が立っていない。 クッションタイプのリムで、柔らかく疲れやすい唇に向く。高音域の反応がよい。
12 D 15.20 B全体的に平ら。 豊かで落ち着いた音。イギリス・スタイル、またはイタリア・スタイルで演奏する人向き。唇が厚くて弱く、小さいマウスピースに慣れている人に向く。
12B MD 15.20 B全体的に平ら。 高音の反応がよい。
12C M 15.20 B全体的に平ら。 唇が厚くて弱く、高音域が苦手な人や、高音域で大きな音を吹く必要のある人によい。
12CW M 15.20 B全体的に平らで内側に向かって高くなる。 12Cを幅の広いクッションリムにしたモデル。
17 D 15.10 MW 小さなマウスピースで、まとまったしっかりした音。唇の薄い人に向く。
17C M 15.10 MW 生き生きとした輝かしくはっきりした音。唇が薄く、疲れやすい人に向く。
18 D 15.10 B全体的に平ら。 17と同じカップで、リム幅が広い。厚く柔らかい、敏感な唇に向く。
18C M 15.10 B全体的に平ら。 17Cと同じカップで、リム幅が平らで広く、圧力を和らげる。
20C M 15.00 MW たいへん小さいマウスピースで、特に弱い唇の人にのみ勧められる。

各モデルの特徴トロンボーン/ユーフォニアム用

M
メガトーン
A
アルティザン

*:受注生産

スモールシャンク(細管)
M A モデル カップの
深さ
直径
(mm)
リム 特徴
3 MD 26.26 MWかなり丸いリム。 このシリーズで最も大きなカップを持つモデル。強健なアンブシュアを持つ奏者に向く。
4 M 26.00 MWかなり丸いリム。 かなりカップが大きめのモデル。強く安定したアンブシュアを持つ奏者に人気がある。
4C MS 25.57 MWかなり丸いリム。 大きめのカップで、輝かしい音色を生み出す。強く安定したアンブシュアに適している。
5 M 25.50 MWやや平たいリム。 安定したアンブシュアを持つプレイヤーの定番モデル。やや大きめのカップで、豊かな音色を追求する。
5G D 25.50 MWやや平らなリム。 細管用のNo.5と同じリムの形状と直径で4Gと同じ特徴で、ややカップの直径が小さい。
5GB D 25.50 MWかなり丸いリム。 5Gと同じカップ、スロート、バックボアだが、リムが丸い。
5GS M 25.50 MWやや平たいリム。 No.5と特徴は似ているが、より大きなGスロートとNo.420(暗め)バックボアを持つ。
6 M 25.50 MWかなり丸いリム。 強めのアンブシュアを持つ奏者向きで、豊かで張りのある音色を生み出す。
6-1/2A MD 25.40 MWかなり丸いリム。 やや大きめのカップを持つモデル。大音量においても確実なレスポンスで豊かな音を奏でる。スタンダードスロート(5.85mm)
6-1/2AL MD 25.40 MWかなり丸いリム。 6-1/2Aと同じ形状のリムとカップに大きめの“G”スロート(6.63mm)と#420(暗め)バックボアの組み合わせでチュートン(ドイツ)的な音色を求める奏者に向く。力強いが落ちついた丸みを持ち、遠鳴りする音色を求めるユーフォニウム奏者にも向く。
6-1/2AM MD 25.40 MWかなり丸いリム。 6-1/2Aモデルをベースに、深い響きを生み出すFスロート(6.53mm)と#413バックボアを持つモデル。
6-3/4C MS 25.00 MWよくカーブしたリム。 はっきりとした明るめの音を生み出すタイプ。中上級者向き。
7 M 24.75 MW角が立っていないリム。 安定したメロディーを生み出すモデル。
7C MS 24.75 MW角が立っていないリム。 やや大きめのカップを好む奏者向き。明るい音色が特徴。
8 M 24.75 SW平らなリム。 No.7に比べ太めのリムを持つモデル。強い唇を持つ奏者に人気のモデル。
8-1/2BW MS 24.75 VMかなり丸いリム。 厚めの唇を持ち、従来のタイプに対して違和感を持つ人向き。高度な演奏をするプレイヤーに人気のモデルで、ハイトーンも出やすい。
9 MD 24.72 MW 落ちついた豊かな音色を求める人向き。
11 MD 24.70 MW No.9に比べてやや小さなタイプ。大きな豊かな音を生み出す。ユーフォニアムやバリトンにも相性がよい。
11C MS 24.70 MW No.11に比べ、浅めのカップを持つタイプ。大音量で華々しい演奏をしたい奏者向き。
12 M 24.50 MW ジャンルを問わないオールラウンドタイプ。音の通りがよく、重みのある響きを生み出し、奏者の負担を軽減する。
12C M 24.50 MW No.12と同じリムを持っているが、明るいはっきりした音を生み出す。オールラウンドタイプのベストセラーモデル。
12E VS 24.50 MW Eアルトトロンボーン向きモデル。Bトロンボーンやバストランペットにも適しており、高音のレスポンスにも優れている。ハイトーンプレイヤーに適したモデル。
14D S 24.50 MW ハイトーンプレイヤー向きモデル。高度な技巧的演奏に、優れた効果を生み出す。
14-1/2D S 24.50 MW 小さく浅いカップと厚めのリムが特徴。クリアで生き生きしたハイトーンの演奏に効果がある。
15 MD 24.40 MW 落ちついた豊かな音色を生み出すモデル。
15C MS 24.40 MW 浅いカップを持ち、クリアな生き生きした音色を生み出す。唇の薄い、もしくはアンブシュアの弱い奏者に適している。
15CW MS 24.40 VWかなり丸いリム。 適度に調節された抵抗により、ハイトーンの負担を減らし、明るいハイトーンを可能にしたモデル。幅の広いリムは奏者の負担を軽減する。
15D S 24.40 MW 5Cに比べてカップの浅いモデル。はっきりとした音で、ハイトーンにも向いている。
15E VS 24.40 MW Eアルトトロンボーン向きモデル。ハイトーンプレイヤーにも適している。バストランペットにおいても豊かな音色を生み出す。
15EW VS 24.40 EWクッションスタイルで丸いリム。 長時間、超ハイトーン演奏をする奏者に好まれるモデル。はじけるような明るい音色。
17 M 24.20 MW 口の小さな奏者や唇の弱い奏者向き。柔らかい音。
17C MS 24.20 MW 明るくはっきりした音。口の小さい人や唇の柔らかい人向け。
17D S 24.20 MW ハイトーンや高度な演奏を多くこなす奏者向き。
18 M 24.20 FW平らなリム。 No.17のリムが広く厚くなったモデル。
18C MS 24.20 FW平らなリム。 No.18と同じ直径で浅めのカップ。明るくはっきりとした音色。
19 MD
Vカップ
24.00 MW比較的平らなリム。 柔らかく、なめらかな音色。
22 M 28.00 MW イギリス・スタイルやイタリア・スタイルで演奏する人向きのモデル。テナーホルンやボアの小さいトロンボーンに向く。
22C MS 28.00 MW カップが小さく、浅いバストランペット向き。南米でよく使われている小さなボアのバルブトロンボーンに用いられる。
22D S 28.00 MW若干丸めのリム。 バストランペット用モデル。華々しくスピード感のある音を出す。
ラージシャンク(太管)
M A モデル カップの
深さ
直径
(mm)
リム 特徴
1G D 28.00 MTかなり丸いリム。 非常に大きく深いカップにより、深みがあり力強い音を実現。現在生産されているなかで最も大きく、力強いバストロンボーン用マウスピース。
1-1/4G D 27.50 MTかなり丸いリム。 1Gに比べて直径は狭いものの、たいへん大きく深いカップのモデル。その音色は、最近のアメリカ・スタイルで演奏する人に好まれている。
1-1/4GM D 27.50 MTかなり丸いリム。 1-1/4Gと同じリムとカップを持ちながら、その長いスロートとバックボアによって迫力のある音と音程の良さを実現。
1-1/2G D 27.00 MWかなり丸いリム。 大きなカップのこのモデルはパワフルで遠鳴りのする低音域。長年バストロンボーン奏者のスタンダードモデルとして使われてきた。
1-1/2GM D 27.00 MWかなり丸いリム。 1-1/2Gよりも大きめなスロートとバックボア。少ない抵抗感で大きなダイナミックレンジを持つ。深くあたたかみのある音色。
2G D 26.75 MN 深みのある豊かで響く音色。ペダルトーンまで良く響く低音域。
3G D 26.26 MWかなり丸いリム。 細管テナートロンボーン用のNo.3と同じサイズのカップとリム形状で、より深いバストロンボーンカップとより大きなスロートとバックボアを持つ。ペダルトーンまで良く響く低音域。
4G D 26.00 MT若干丸めのリム。 細管用のNo.4と同じリムの形状と直径で、多目的に使え、高音域も低音域も一人で吹きこなすときによい。
4GB D 26.00 MWかなり丸いリム。 4Gのリムを丸くしたモデル。
5G D 25.50 MWやや平らなリム。 細管用のNo.5と同じリムの形状と直径で4Gと同じ特徴を持つが、ややカップの直径が小さい。
5GL MD 25.50 MWやや平らなリム。 オールドスタイル。5Gよりカップが浅く、高音域が容易。
5GB D 25.50 MTかなり丸いリム。 5Gと同じカップ、スロート、バックボアだが、リムが丸い。
5GS MD 25.50 MWやや平らなリム。 浅いGスタイルのカップで、スロートとバックボアが小さい。高音域に向き、輝かしい音。
6-1/2A MD 25.40 MWかなり丸いリム。 細管用の6-1/2Aと同じリムとカップだが、バストロンボーン用の大きいスロートとバックボアで、豊かでまとまりのある大きな音が出る。
6-1/2AL MD 25.40 MWかなり丸いリム。 細管用の6-1/2ALと同じカップ、スロートとバックボアでバストロンボーン用のシャンク。よく訓練されたアンブシュアに向く。
6-1/2AM MD 25.40 MWかなり丸いリム。 細管用の6-1/2AMと同じカップ、スロート、バックボアで、バストロンボーン用のシャンク。

各モデルの特徴チューバ用

M
メガトーン

*:受注生産

M モデル カップの
深さ
直径
(mm)
リム 特徴
7 M 33.25 MW 大きなマウスピースで、豊かな生き生きした音。低音域がすばらしい。強いアンブシュアの人に向く。Lボアの楽器に向く。
12 M 32.75 MW 直径が大きく、大きく元気な音。
18 M 32.10 MW ベストセラーのマウスピースで、多用途に使われる。
22 M 31.60 MW No.18よりやや小さい。スクールバンドに向く。
24W M 31.25 W 多用途に使え、生き生きした音。スクールバンドに向く。
24AW D 31.25 W 大きい音で、暗くよく響く、すばらしいマウスピース。
25 M 30.60 MW やや小さいマウスピースで、若い学生に向く。
30E MS 30.00 MW 小さいマウスピースで、息の量が少ない人に向く。若い学生や小さい口の人向け。
32E MS 29.50 MW 小さいマウスピースで、軽量のバスホルンやパワーの少ない人で、力強い音を望む人向け。

各モデルの特徴フレンチホルン用

モデル カップの
深さ
直径
(mm)
リム 特徴
3 M 17.60 N サイズが大きく、特に低音域で大きく豊かな音。
7 M 17.25 N 大きめのサイズで、丈夫な唇の人に向く。
7S M 17.25 N No.7のスロートとバックボアを大きくしたモデルで、息がよく入り、暗い音。
10 D 16.80 MW クッションスタイルのリムを持ち、美しく豊かなドイツ風のロマンチックな音。高音域が楽に出る人が使うとよい。
10S D 16.80 MW No.10のスロートとバックボアを大きくしたモデル。
11 M 16.55 MW ベストセラーモデルで、クッションスタイルのリムを持ち、輝かしく雄大な音。きつい曲を演奏する人によい。
12 M 16.50 N このリムはとても柔軟性をもたらし、デリケートなアンブシュアにもよい。
15 M 16.30 N 中くらいに小さい。弱いアンブシュアだが、豊かな音を望む人によい。
16 D 16.25 MW 疲れやすい唇だが、澄んだ、芯のある、ロマンチックなホルンの音を望む人によい。
18 M 16.15 N 小さいマウスピース。あまり力を使わない、弱い唇に向く。

各モデルの特徴アルトホルン・メロフォン用

モデル カップの
深さ
直径
(mm)
リム 特徴
3 M 19.75 MW 比較的大きなカップで豊かな音色。しっかりとしたアンブシュアを持つ奏者に向く。
5 M 19.20 MW よく発達した奏者に向く。反応が良く大音量。
6 M 19.00 MW No.5とその特性は類似するが若干そのサイズは小さい。
7 M 18.50 MW 比較的小さいサイズのマウスピースで、過敏なアンブシュアを持つ奏者に向く。
12 M 18.30 MW 小さなサイズのマウスピースで、アンブシュアが弱く高音域を不得意とする奏者に向く。

アルトホルンとメロフォンのマウスピースのリムやカップの形状にほとんど違いはないが、メロフォンのシャンクは若干アルトホルンよりも小さくなっている。(ここに掲載されているのはオールドタイプのモデル。バックの887モデルやその他現在製造されているマーチングメロフォン用のマウスピースはトランペットスタイルのマウスピース)